ブラックベリーの育て方

剪定・誘引について

生産直売の宮子花園は、丈夫で育てやすくトゲの無いブラックベリーの苗を販売しています。ブラックベリーの育て方や誘引の方法などご紹介しています。


ブラックベリーの苗を植えて数年もすると、こんもりと葉が繁ります。
淡いピンク色の花を観賞して・・・やがて赤い実が可愛くいっぱい実ります。
なので、夏場の直射日光を遮ることができますから、緑のカーテンとして利用される方もいます。できるだけ日当たりのいい場所に植えます。日当りの悪いところでは、花の数が少なくなります。花が少ないと、収穫する実も少なくなります。 

 ただし、ブラックベリーの実がなって赤色から黒く熟する最初の頃は、梅雨空の曇天から梅雨明けの強い陽射しに急激に変化しますと・・・
その強い陽射しに、急に当たることで、繊細なブラックベリーの実が変色することがあります。でも、宮子花園では直射日光を浴びて育っています。ほんの一部の実が、ピンクに変色することが一時だけありますが、自然のままに育てています。 

ブラックベリーの苗を植えた一年後には、枝も太く大きくなりますから、場所を確保して植えてください。苗と苗の間隔は、1,5m以上あけた方がいいでしょう。

水はけの良い、日当たりのいい場所に植えます。
地植えした年は、夏場の水切れに注意してください。

肥料はあまり必要としませんが、花が咲いたら、油かすなどをあげてください。
花が咲く前の肥料は控えめに。(葉ばかり茂りますから)

日当たりは、鉢植えの場合と一緒です。

*害虫からブラックベリーの苗を守る為、株元の除草が大切です。

 

ブラックベリーの育て方については特別難しいことはありませんが、毎年剪定と誘引を繰り返さなければなりません!

今年ブラックベリーの実がなった枝は、来年は必要の無い枝です。

残しておいても、来年ブラックベリーの実がなりません。

ブルーベリーのように同じ木に、毎年実がなるのではありません。

今年実がなった枝を切って、今年新しく伸びた枝を誘引していくのです。

 

その他には特別な手入れもいらず、年々大きく育ってブラックベリーの実の収穫も増えます。

ブラックベリーの誘引について


鉢植え・地植えどちらの方も

ブラックベリーの苗を植えると、それからドンドン枝が好き勝手な方向伸びますが、ご自分が誘引しやすいように伸ばします。

ニョキッと元気に伸びる枝は、来年の大事な芯の枝になりますから、なるべく伸ばしてあげてください。

でも、あまりに長く伸びすぎた枝は切ります。(あまりに長いと先が弱ります。)

枝を切っても、ご心配なく!脇芽がふえます。
育てている場所に応じて、都合のいいように切って誘引してください。
ちょっとやんちゃな感じでしたら、フェンスに巻いたり、支柱を立ててひもでしばってください。

ブラックベリーをお買い上げの方へ


来年実を付けるのは、今年勢いよく伸びた枝です

この新しく伸びた枝を、秋から冬の時期に誘引します。
来年新しい芽を出した枝に、たくさん実が付きますから。

*ブラックベリーの育て方の特徴は、毎年新しい枝を伸ばして育てることです。

  

地植えの場合の枝の誘引は・・・

 

地植えの場合、ブラックベリーの枝の誘引は、地上から50cm以上に誘引しましょう。
ブラックベリーの実が実ってくると、重さで下に垂れます。

また、雨が降って泥がはねますと、ブラックベリーの実が汚れてしまいますから、一番下の枝でも50cm上に誘引します。


ベランダやプランターでも、ブラックベリーの苗は育てられます。夏はポットフット等の上に鉢を置いて、地面から鉢との間に隙間を作りましょう。

ベランダなどで栽培される場合・・・

 

ベランダなどプランターや鉢植えで栽培される場合は、下がコンクリートでしたら、泥はねの心配等がありませんから、地面に垂れない位置に支柱を立てて結んでおけばいいでしょう。鉢が熱で熱くならないように、直接コンクリートの上に鉢を置かず、ポットフットなどを使って鉢と地面の間に隙間を作ります。


みやし花園のブラックベリーの苗


ブラックベリーの苗2本セット

ブラックベリーの苗4本セット